いやぁ~、この楽しさを感じたのは5年ぶりになりますかね。
こないだの日曜(11月11日)、再来月に開催される Othello World Cup 2013 の予選大会が開催されました。既に参加が決まってる7名(メジャー大会2位以内・最後の(?)世界チャンプ信川七段・偉大なる為則九段)以外から6名選出される大会です。
この7名がいないところから6名選出されるわけで、3人しか出られない世界選手権よりは格段にハードルが下がるわけですが・・・
とは言っても年々確実に全体のレベルが上がっているオセロ界、90人近い選手の中で上位6位に入るのはそれはそれは大変です。
「自分の実力なら通過できるはず」と言い聞かせて落ち着かせようとするわけですが、「通過できなかったらどうしよう」という不安な気持ちの方が大きく、大会前日からイライラそわそわしてました。
そんなイライラそわそわのせいか、午前の2ゲームはちょっとひどいものでした。運良くなんとか勝つことはできたわけですが、こんなんじゃぁとても通過できないという内容でした。
・・・が、昼休みに妻にかけてもらった暗示(?)がうまく働き、午後のゲームはかなり集中して良い対局ができました。気が付けば5連勝、あと1つで通過というところまで来ました。
6回戦の全勝対決の相手は戸田七段。黒が欲しくて引き分け勝ちを取ったのですが、黒をとられてしまい若干びびる。白を持ったこのゲーム、超ひさびさに普通に受けました。あまりにも久々の普通の受けをしてしまったせいで、正しい受けがわからず、いきなり不利になってしまった。
が、相手にもいくつかミスがあり、終盤に入るころには面白いことに!
※facebookの Othello World Cup さん投稿の写真を拝借
写真の局面に至るちょっと前の状態:
白の私が○a7と打ったところ。
●b2と受けられるとまだ簡単ではないのですが、素直に(?)●a6と応じてもらえたため、○a4で簡明になりました。
右下がりの対角線が通っただけでなく、b1からのCラインも通っているのが白の強みです。さらにh2からのCラインも通せるので、b列が真っ白になっても後に○b7のX打ちが使えます。
・・・ということでなんとか6連勝でめでたく予選通過!
対戦相手の戸田七段もこの後のプレイオフでしっかりと予選通過を決め、5回戦まで5連勝した3人はそれぞれその後の経過は異なりますが無事全員通過となり、ルール通りとは言えどもなんとなく不満の残る感じにはならなくて良かった。
* * *
こんな感じで、5年ぶりの「World」な大会への参加資格を得ました!
活きのいい若者達に歯が立たない状態なので、本戦ではなかなか優勝するのは難しいと思っていますが、1つでも上の順位が取れるよう、精一杯がんばります!