天王洲さようならスペシャル

何度かこのブログにも書いてますが、今年の3月いっぱいで、品川支部の会場として使っている部屋が使えなくなります。

大会についてはどっかの集会所的な施設を借りて続けたいと思っていますが、その都度道具を運ばなきゃならないということになるわけで、今までのように毎週毎週練習会やオセロ教室をやる、みたいなことはできなくなります。大会の開催頻度も、当然下がってしまいます。

そんなわけで、あと2ヶ月ほどでこの天王洲の会場での大会は最後となるわけでして、1月・2月の空いている週末には、特別大会を開催しようと思っています。

まず、その第1弾が1月22日(土)、「当日の勝数は無視してレートの近い人と当てますよ」編です。

普段やってるスイススタイルでは、その時点で近い成績の人と当たる、という組み合わせ方式になります。だから例えば3回戦までで3連勝すれば、通常3連勝してる人と当たるということになります。

が、この大会でやろうとしていることは、その時点で何勝してるかは関係なく、その瞬間の「レート」が近い人と当たるというやり方です。

「それじゃぁ参加した時点でその日対戦する相手が決まってしまう?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ここで組み合わせに使うレートは、1試合毎に更新します。

1回戦で勝つと当然レートが上がりますので、2回戦では、1回戦の相手よりもレートが高い相手と当たることになります。そのまま勝ち続ければどんどんレートが上がって行きますので、どんどん上のレートの選手と当たることになります。
逆に、負け続けると自分のレートが下がって行きますから、どんどん下のレートの選手と当たることになります。

やってみないとどんな不都合があるかわからない部分もあるのですが、とりあえずですね、基本的に自分と実力が近い選手との対戦が増えるはずです。1部門の大会でありながら、レベルに応じて何部門かに分けたのと同じような感じになるかな、と。
ただそうは言っても、大会中に勝ち続けて自分のレートが上がって行けば、上のランクの人とも当たるわけです。
誰とでも当たる可能性のあるオープン大会と、実力の近い人とばかり当たれる部門別の大会の良いところを混ぜ合わせたような感じになるんじゃないかなぁと思っています。

  * * *

で、順位の決め方ですが、一応勝数優先とします。

ただこの組み合わせ方式、当日の勝数は無視した組み合わせになるので、全勝者が複数出る可能性があります。レートが下の方で5連勝している人が、レートが上の方で5連勝している人のレートに近づいていないと、最終戦で当たらないからですね。

上位陣が潰しあって上位陣で全勝がいなくなった場合、上位陣と当たらないで全勝した下の方の選手がそのまま優勝となります。

同勝数者の順位付けは・・・
大会終了時点のレートにしようかと思っています。
全勝者が複数出た時にはやっぱり、下の方で全勝した人よりも上の方で全勝した人を優勝とすべきだと思いますので。

  * * *

まぁ、そんな感じで、自分のレート周りの人相手にどれだけ勝てるかを競うことになるので、実力順に順位を決める大会ではなくて、その日の調子を競う大会になるのかと思います。
ちなみに、この組み合わせ方式だと勝数による段級位の認定はちょっとできなくなります。
ただし、普通のオセロの試合にはなるので、全国レート対象にはなります。

「天王洲さようならスペシャル」への1件のフィードバック

  1. 楽しそうな企画ですね。
    面白そうな企画ですね。ぜひやってほしいです。

    私も実はこういう企画もあったらいいなとは思っていたんです。他の選手も同様でしょう。

    ただ全勝者が複数出てきたときにどうするかなんですよね。

    でも他のゲームの大会では試合が少なかったりすると
    (全部で4試合しかないとか。)全勝者が複数出る形
    はかなりつまり普通にあるような気がします。

    すると全勝しても優勝できない選手が出てくるですが
    大会をやる前からそういう状況は想起できるわけだから、

    特に問題ないと思います。オセロの大会は6試合もやるわけだから、全勝は出ても2人ぐらいではないでしょうか。

    返信

コメントする