オセロは終盤

オセロって、もちろん序盤も中盤も終盤も全部大切ですが、
その中でも最も大切なのはやっぱり終盤です。
当たり前ですが、序盤や中盤よりも終盤の方が終局が近いので、
ちょっとしたミスでも、その罪が大きくなるわけです。

さて、どうしたら終盤が強くなれるのかですが、まずは必ず
「数える」ことをすること。ちょっとした練習対局の終盤でも、
大会の合間に誰かの試合を観戦している時でも、めんどくさが
らずに「数える」。
いつも当然のようにやっていると、いざという時にもさくっと
出来るようになります。逆に普段からやってないと、いざと
いうときに困ることになります。

まぁ、数えるのはただの力仕事なわけですが、終盤を正確に
読めるようになるには、さまざまな「形」を身につけなくては
なりません。これはもう、詰めオセロを解きまくるに尽きます。
いろいろ考えて自分で答えを出すのが一番ですが、どうしても
わからないものもあるでしょう。それについては答えを見て、
なんでそうなるのかを自分なりに理由付けします。「この形は
こう攻めれば逆偶数にできる」とか、「こんな形はこんな風に
使う」というのを、1個1個身に付けて行くんですね。

で、今はとっても良い時代で、毎週のように誰かがブログに
面白い局面を掲載しています。問題形式で掲載してる人も
多いですよね。そういうのを見たら、必ず解いてみるように
しましょう。すると、じわりじわりと終盤力が付いてきます。

ちなみに、毎日のように問題が掲載される「はせらのオセロ日記」、
説明はいまいち面白くないですが、問題はいつも興味深いものが
載ってます。これ、私は毎日やってます。みなさんにもお薦めします。

「オセロは終盤」への3件のフィードバック

  1. Unknown
    問題を作る立場でいつも気を使うのは、難易度ですね。10個空き以内だと、最善が+2で次善が-4くらいだと、数えなくても何となく消去法で分かっちゃうことが多い。自分で正解できないくらいの難易度になると嬉しいです(*’-‘)

    本当は、有段者なら終盤10手以内(のうち自分の5手以内)は、どんな局面でも5分も考えればほぼ100%正解できるくらいに、全体のレベルが上がって欲しいと思っています(上から目線みたいな書き方ですが、僕自身も含めての話です)。

    全日本の本戦でもない限り、10個空きなんて数えないで打ってしまうこともあるのですが、普段から数える(読み切る)習慣をつけていないとやばいですね。

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  2. 同感
    実戦において付け加えるなら自分の終盤力にあった
    展開を心がけることでしょうか。
    自分は何手なら平均どれぐらい時間があれば正嫡
    が打てるか把握した上で十分な時間を残すか、
    それに満たない時間になっても構わないから中盤に
    時間を使うかをリスク踏まえた上で選択するように
    心がけるのが理想ですね

    返信

  3. こうゆうナカジさんのオセロへの考え方わ非常に勉強になります。

    これからもこうゆう記事お願いします^^

    返信

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