日本中のいろんなところで、オセロ教室とか、オセロ大会とか、オセロに関するイベントがガンガン開催されるようになったいいなぁといつも思ってます。
そんな風に思っていながらこんなことを書くのもアレなんですが・・・
大会を開催するってぇのはかなーりの手間がかかります。
手間を省こうと思ったら、金がかかります。
まずはオセロ盤とか対局時計の手配。数にもよりますが、これは連盟にお願いすれば基本的には貸してもらえます。金銭的負担は、送り返す時の送料程度で済みます。ただ、想像してみましょう。毎月大会を開く度に連盟に連絡して送ってもらってそれを受け取って。大会当日まで数日それを自宅に保管、大会当日は何らかの手段でそれを会場まで運ぶ。大会が終わったらまた全て箱に詰め、連盟宛返送。
「大会をやるぞ!」と情熱を持って始めた最初の何回かはこれも苦無く出来るかと思いますが、継続してやるのはちょっと大変そうですよね。
そして会場の確保。会場費を安く抑えようと思ったら、市区町村の施設を使うことになると思います。駅から近いとか、そういう条件を備えた人気のあるところだと、抽選に当たらないと使いたい日に使えなかったりします。まず抽選に行くってのが一手間ですよね。そして外れてしまった場合、日程変更の連絡をオセロ界に対してしないといけません。
参加者の立場からしたら、「毎月第○土曜日は○○の大会」という風に決まってた方がわかりやすくて良いに決まってます。
で、私のとった解決策は、「思い切って部屋を借り切ってしまう」です。時間借りではなく普通に借りてしまってるんで、それなりの費用がかかります。毎月諭吉さんでサッカーチームを3チーム作れるくらいですね。あとこの場合、テーブルや椅子も用意する必要が出てくるので、初期費用として諭吉さんでオセロが出来るくらい(?)必要です。更に、こういう部屋を借りるには、保証金が家賃の10か月分くらい必要。一応返ってくるという性質のお金ですが、これまた大量の諭吉さんが必要になります。
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冷静に考えると、こういう「あんたちょっとおかしいんじゃないの?」的なことを自分はやってるわけですが、まぁ、とりあえずとっても楽しいんでいいんじゃないかなと思ってます。今いろいろやってることで、自分自身強くなれてるし、品川に集う子供達の成長を見てるのもとっても楽しいし、何よりたくさんの人がいつも集まってくれるってのが楽しくてしょーがないのです。
ただねぇ、一応盛り上がっている品川支部なんですが、仮に万一、私のオセロに対する情熱がふっと冷めてしまったら・・・ きっとやめちゃいます。もちろん、そう簡単には冷めないと思ってますけども。あとあれ、本業が調子悪くなっちゃったりしたら、さすがにこういう散財(?)は続けられないと思います。
そんなわけで、品川支部は盛り上がっているようには見えても、実は根っこのところがもろい感じなのかもしれません。
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そんなわけで、話をすりっぱの提案につなげたいわけですが、「第二の品川支部」を作るにあたって、まず「あんたちょっとおかしいんじゃないの?」的な人の出現を祈るってのは現実的ではないでしょう。すりっぱ君の言うように、複数人で分担してやるってのが一番実現可能性が高いと思います。
しかし・・・ やっぱり最初の情熱だけでは継続するのは難しいはずなんですよね。それを継続するにはどうしたら良いか。たぶんそれは、神奈川ブロックにヒントがあるんじゃないかと思います。一昔前は竹田さんが猛烈に中心になってやってたように見えてましたが、ここ数年はたくさんの人間がかかわって、うまいこと回しているように見えます。きっとすりっぱ君が、この辺の分析もしてくれるでしょう。
なかじと同じ考えです。
スリッパさんの言っている品川の事例の理想はプレイヤーにとっての話だと思います。それには中島さんとご家族の努力とオセロの経験と実力、ネット関係の実力などすべてを備えた個人プレイと魅力があってこそです。
ですから同じような第二、第三の場所を作るというのは大変難しいと思います。
私がなかじと同じ考えといっても昔の中島さんと今のオセロへの思いは違いがあって中島さんが情熱が冷めるというのは考えにくいと思いますのでそこは違います。
私が心配していることは体力的なことです。
通勤がなくオセロ大会も自前の近場となるとよほど気を付けて運動をしないと体力的に中年以後は心臓病や糖尿病など成人病が心配です。そのためには日頃から食生活や運動もし病気などの時の協力者を育成していかねばせっかく軌道に乗せた東京ブロック自体がすべて無になります。
そして中島さんと同じと言ったのはあと一つ神奈川の運営方法です。現在幹事が8名、相談役が2名で運営されています。役割分担で大会も組織運営もしており幹事会も2カ月に一回位はしており、それ以外にメーリングで意見交換をしています。先日のブロック大会後総会も開かれました。ですから誰かができなくても選手交代ができます。コマも時計も分担して持っており移動が可能になっております。また担当者や運搬、幹事手当なども決められ、大会参加も幹事は少し割引としております。ですから神奈川の試合には幹事の参加者も多くあります。私の考えではオセロといえコミュニティの場で皆の意見や意思の疎通を良くして、楽しくしないとやはりだめだと感じております。
主人だけが頑張るのでなく、いろいろの考えの人や得意なことをできる人などで組んで役割分担することで結束し、盛り上げることで神奈川ブロックを作っております。最近人数が増えたことで大勢入れる施設が少ない上にその予約の抽選が外れ、会場変更が多々出ております。そのことでネット以外の方の参加者への配慮ができないのが残念です。
リタイヤした相談役が見ていた地域の子供のオセロ大会に今期からは幹事にもってもらうなどこれから楽しみな組織になってきました。また手伝ってくれる中高生の若者たちも控えており、これからの神奈川も安泰です。連盟も理事だけで思いつきで運営するのでなく、実際の仕事はプレイヤーにまかせ、理事は大局的なオセロ界のことを考え、決めることに専念したらと思います。勝手な事を書きましたが中島さんの日ごろの努力や、アイデアにはとても感服しておりますので身体に気を付けて長く続けてください。
きっと近いうちには世界チャンピョンになると信じてります。(私が言ってもいしょうがないでしょうが世界のオセラーを見ていて中島さんは実力は申し分なくあると思います。オセロの力量でなく気持ちの問題と思いますので間もなくだと思いますよ)でもチャンピョンになったらオセロ運営をやめたーと言わないでくださいね。