世界戦を終えて～体調管理について

大きな大会へ向けて、対戦相手毎の対策を練ることとか、終盤トレーニングを行うこととか、そういう技術的な部分での「調整」をするのは当然ですが、もう一つ大切なのが、「体調」に関する「調整」だと思ってます。せきが出たり、鼻がつまっていたり、熱っぽかったりしたら、自分の実力をしっかりと発揮するのは難しくなっちゃいますからね。

私がやったことと言うと・・・
11月は17日に開催した天王洲カップで最後にしました。当初は23日に天王洲スペシャルをやるつもりだったのですが、まずこれを中止。23日(金)の練習会も中止。これって決して、一人で練習するための時間が欲しいからという意味ではなくて、たくさんの人と会うと風邪をもらう可能性が高まるから、それを排除したかったというのがメインの理由です。そんなわけですから、11月18日以降は、人ごみを避けるためにほとんど外出もしないようにしていました。

その甲斐あってか、とりあえず健康のまま世界戦を迎えることが出来ました。

でもう一つ、今年の大会で心がけようと思っていたのが「リラックスする」こと。過剰な緊張をしないようにする、とも言えますね。そんなわけで、アテネ到着の１日目には、小出さんに連れてってもらって観光に向かうことにしました。以前の自分なら絶対、ホテルの部屋に閉じこもってPCと向かい合ってたでしょうけどね。んでその観光、予定ではリカビトスの丘に登ることになってたのですが、都合により予定が変更になって、丘に登るのは次の日に延期になりました。
ここで私、１つの大きな判断ミスを犯したのでした。リカビトスからアテネの街を見下ろすのがとっても楽しみだった私は、その次の日、大会の前日であるにも関わらず、予定通り丘に登ってしまったのでした。途中からはケーブルカーでしゃーっと行けるわけですか、そこに行くまで、結構長い上り坂を徒歩で行く必要があり、かなり体力を使ってしまいました。

大抵の人がそうかと思いますが、体が疲れてしまった状態では、かなり集中力が低下します。今大会で「何か集中できてなかった」のは、大会前日に無駄に体力を使ってしまったことも一因としてあると思っています。これは深く反省し、来年以降（もしまた世界戦に出られるチャンスがあれば）気をつけたいと思っています。大会前日はホテルのまわりを散歩する程度にします。

さてウェルカムパーティ以降、各国の代表や関係者が100人くらい一同に会します。100人もいれば、当然風邪をひいている人もいるわけで、コホンコホンとせきをしている人もいます。大会終了まで体調を崩したくなかった私は、せきをしている人が近くに来た場合は、席を立ってでも遠ざかるよう努めていました。また、同室の妻が風邪をひいたら私にうつりやすくなりますから、妻も同様に風邪ひきさんを避けることに協力してくれて、大会が終わるまで、無事に２人とも健康のまますごすことができました。

でもね、帰国後は鼻かぜに悩まされています。大会が終わってビクトリーディナー以降、「もういいか」と気を抜いてしまったのが原因。しっかりとかぜ菌を持って来てしまったようです。
まぁ、大会に影響はないのでいいと言えばいいんですが、やっぱり健康のまま帰って来た方が良かったな。この点もちょっとだけ反省。

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こういう体調に関してとか、先のブログにも書いた飲み物やコーヒーに関してとか、コンディションを整えるために出来ることは可能な限りやったつもりです。その上でやっと 4 位という結果なわけで、自分はまだまだまだまだ、実力的に全然足りてないんだなぁと思います。