私も若い頃すごくそうだったんですが・・・
正しいこと・事実なら何言ってもいいってもんじゃぁないんですよね。特に批判的な発言は気を付けるべきで。批判することで相手にそれを認識してもらい、改善してもらいたいってのが狙いだったりするわけですが、そんな狙い、まず有効には働きません。
例えば「オセロ連盟批判」で考えてみましょうか。
「オセロ連盟ってのはこれこれこういう風にだらしないんですよ」という発言をしたとします。これが事実でも事実じゃなくてもいいんですが、これを見て信じる人は、「そうか、オセロ連盟ってのはだらしないんだな」と思います。まずこれ、少なくともオセロ界の発展にとって良いことじゃぁないですやね。
オセロ連盟自体がこの発言を聞いてどう感じるでしょう。それが良いか悪いかは別として、まず、いい気分はしませんよね。仮にそれが事実だとしても。
まずオセロ連盟が本当にだらしないものだとして、全然やる気もないものとしましょう。その場合、そんな批判を聞いても改善などしようとするわけがありません。よってこの場合、その批判は無意味。
では、実はオセロ連盟はしっかりとやる気があるんだけども、なんらかの理由でうまく動けてない状態である、としましょう。その場合、この批判は「嫌な気分にさせる」だけでプラスの効果は特に無し。
となるとそんな批判、何の役にも立ちません。強いて言えば、自分がすっきりする、くらいでしょうか。
特に影響力のある立場にいる人間は、軽々しく批判的な発言をすべきじゃないと思っています。
そもそもね、揉め事の原因ってのはコミュニケーション不足による「誤解」がほとんどなんですよね。相手から情報が来なかったら、自分から情報を得るよう努めれば良い。それでもどーしても相手が「悪意」を持って情報を提供しないとかいう状況になったら、「すっきりする」ために批判でも何でもしたらいい。
みんなさ、「オセロ界を良くしていく」という大きな観点で物事をとらえましょうよ。