世界戦を終え、いろいろと思うところがありますので、テーマ毎にちょっとずつ書きたいと思います。
今回は「練習会」について。
1日目フランスチームが好調に飛ばしており、最終的にもフランス代表の Stephane Nicolet が準優勝をしています。なぜフランスは強いのか。聞くところによると、フランスチームは誰かの家で、毎週のように練習会を開催しているとのこと。フランスは(というか日本以外は)日本と異なり選手層が厚くないため、こういう練習会に集まるメンツは、必然的に強豪のみとなり、かなり濃い練習会になっていると思われます。
「トッププレイヤの棋力向上」という意味のみにおいては、選手層が厚くないことが、逆に良いこととなっているんだと思います。
私が開催している「初心者オセロ教室」、「金曜練習会」は、それとは趣旨が異なるわけで、これはこれでとっても意味のあることだと思っています。長い目で見れば、強い日本を維持するために絶対に必要なことだと思っているので、当然今後も続けていくつもりです。
ただし短期的に見た場合、やはりフランスの練習会のような場も必要だなと感じています。現時点での強豪が、向こう数年内の世界戦で活躍し続けるためには、強豪のみ集まる練習会というのも、別途あった方がいいのではないか、と。
まだ思いつきレベルなんですが・・・
例えばですね、参加資格七段以上、とします。もちろん、参加費無料です。さらにもちろん、会場は私のところを提供します。さらに出来れば、平日夜に開催できたらいいなと思っているので、参加者が夕食の時間を取られないで済むよう、ちょっとした軽食を用意できたらな、と思っています。
これにほんとに人が集まるようになれば、七段未満の人の中で、「自分も参加したい!」という人がきっと出てきますよね。だからと言って何も考えずに門戸を広げてしまっては、趣旨に反してしまいます。なのでこの辺は、まだちょっと考えないといけないですね。
まぁ、何よりも、参加者が集まるかどうかが最初の問題なので、まずは関東地区の高段者に、声をかけるところから始めてみます。